雑記

アーユルヴェーダを仕事にする

アーユルヴェーダを仕事にするには?

これは、アーユルヴェーダと出会って以来、
ずっーと続く、私の中での一番大きな命題。

インドでは
アーユルヴェーダは
西洋医学の治療と同じように
治療として受けることができる。

日本では、
医療としては認められていないので、
インドの大学を出て、
アーユルヴェーダ医師の資格をもつ先生方も、
医師としての治療は行えない。

そんな状況の中で、
アーユルヴェーダを学んで、
それを仕事としてやっていくとなると
既成の仕事の枠を取り払って、
何か新しい形で生かすことを考えないと、
と思う。

病気の治療は医師
薬の専門家は薬剤師
心理的な問題にカウンセラー
知識を広める教育活動は教師

すでにあるこれらの職業が参考にはなるけれど、
どれかひとつに集約するのは難しい、
というか、できない。

法律的な問題もあるけれど、
生活できるだけの収入が得られるのかという
とっても現実的な問題もあるから。

そういうわけで、
アーユルヴェーダを仕事にする場合、
合わせ技が必要になってくると思う。

上ににある職業をベースに
それぞれの持つ要素を足
したり、引いたり、掛け合わせたりしながら、
新たな仕事の形を生み出したり、
要素を少しずつかじって2足、3足のわらじに挑戦する
というのがいいのではないかと思う。

こうして仕事について考えるとき、
なによりも大事なのは、
アーユルヴェーダの何を、どんな人に、どのように伝えたいのか、
そして、伝えた人にどうなって欲しいのか
というしっかりしたビジョンなのではないかと思う。

ここがすごく大事で、ものすごく難しい。

最後までお読み頂きありがとうございました。
with sincere gratitude