アーユルヴェーダ

アーユルヴェーダの本:学び始め・初心者向け

アーユルヴェーダについての本をご紹介します。

最近少しずつ、アーユルヴェーダについて知らないという方にも読んで頂けるような本が増えてきました。

アーユルヴェーダについての理論よりも、実際にどう生活に活かすのかに重点が置かれていて、使われる言葉もサンスクリット語の難しい言葉は避けて、よりわかりやすい表現になっています。

こうした一般の読者の方を対象にした本と、アーユルヴェーダを学びたい、あるいは、学び始めたばかりの方にお勧めの本と、専門的な内容の本。アーユルヴェーダについての本は、大きくこの3種類に分けられると思います。

そこで、この3種類に分けて、本を紹介していきたいと思います。

今回ご紹介するのは、学び始め、初心者・初級向けの本です。

一般向けのものとの違いは、理論が詳しく説明されているかどうかです。
一般向けのものは、理論をサンスクリット語を交えて説明する必要はありませんが、アーユルヴェーダを学びたいという意欲をお持ちの方には、わかりやすく理論が説明されている本がお勧めです。

早速ご紹介していきます。

1.アーユルヴェーダ入門
上馬塲 和夫 (著), 西川 眞知子 (著)

上馬塲先生、西川先生、どちらも長年アーユルヴェーダの普及に努めてこられた先生方による著書です。

上馬塲先生:医師として、東西医学融合を目指し、様々な大学や研究所、施設などで活動されています。
西川先生:「日本ならではのアーユルヴェーダ」を目指して活動してこられ、アーユルヴェーダに関してたくさんの著書をお持ちです。

この本は、アーユルヴェーダの基本を知りたい方には特にお勧めです。

全体が、アーユルヴェーダ理論についてのわかりやすい解説になっています。もちろん体質チェックや、体質別の生活法なども書かれていますが、どれも、なぜそうなるのか、なぜそれが必要か、など、基本の知識の解説があります。

アーユルヴェーダの専門書とアーユルヴェーダを知らない人向けに書かれた暮らしの中での活用法を中心にした本とのちょうど間にあるような位置づけです。

こんな方にお勧めです。
・アーユルヴェーダ全般について、わかりやすく解説している本が欲しい
・アーユルヴェーダの基本理論を説明した本が欲しい
・アーユルヴェーダを少しかじったけれど、もう少し詳しく知りたい
・アーユルヴェーダを学び始めたので、勉強の参考になるような本が欲しい

これまでも知り合いなどから、アーユルヴェーダについて知りたいけれど、どの本を買うのがいい?と聞かれた際には、最初の一冊として、この本を勧めています。