日常のアーユルヴェーダ

舌ごけと腸の状態

アーユルヴェーダのカウンセリングには
舌の状態をみるというのがあります。

具体的には、
舌についている舌ごけの状態を確認するもの。

舌ごけがなんなのかピンとこない方のために、
舌ごけについて説明させて頂くと、
舌ごけは舌の表面についた白っぽいもののことを指します。
これは、舌のうえにたまった細菌や食べかす。

アーユルヴェーダでは、
舌ごけが厚い=>アーマが多い
舌ごけが薄い=>アーマが少ない
という指標をもとに、
その人の消化力など消化の状態を確認する基準にしています。

アーマとは未消化物のこと。
まだ消化されていないもの、つまり、
消化しきれずに体内に残ったものということになります。

・消化力以上に食べ過ぎている
・消化力が追い付かない重い食事をとっている
・食事が不規則である
などを主な原因としてアーマは発生し、
アーマの多い少ないを舌ごけの状態で判断するのです。

アーマが体の中に発生すると、
・経路(体の中の管)を閉塞させる
・消化不良を起こす
・倦怠感を引き起こす
・老廃物がたまる
などいろいろとよくない症状を引き起こすので、
舌ごけの状態をみて、
食事法を見直す・消化力を上げる工夫をする
などして、アーマを減らすことを目指します。

ほんとに体の中の未消化物の状態が舌ごけでわかるの?
と思われるかも。
でも、ほんとです。

先日、大腸検査を受けるために前日から絶食していた妹。
大腸検査は腸の残留物を全部出し切って検査するため、
検査後、腸はすっかりクリーンな状態です。

検査からもどって、夜の食事はほんの軽くで済ませた翌朝、
妹の舌は、美しくピンクに輝いていました。
これほどきれいな舌はなかなかお目にかかれません。

確かに思い返してみると、舌ごけがないときって、
一日断食した日や食事を思いっきり軽くした日の翌朝
などが思い当たります。
つまりは、腸がすっきりきれいになった状態のとき。

舌ごけの状態は胃腸の状態と連動しているのです。

ということで、舌ごけは胃腸の状態のバロメーター。
ぜひ、朝起きたときに、鏡で舌ごけチェックしてみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。
with sincere gratitude