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アーユルヴェーダの活用法:体調管理やメンタルケアに

アーユルヴェーダはインドの伝承医学です。
インドの伝承医学だからといって、
日本人には当てはまらない、
医者でなければ活用できない
ということはありません。

だれでも活用できるのがアーユルヴェーダです。

では、どんなときに活用できるのか?をご説明しますね。

健康な人を健康に

アーユルヴェーダの古典には、
健康維持増進のためと病気の治療のために
アーユルヴェーダがあると書かれています。

発祥の地インドでは、アーユルヴェーダの病院があり、
病気の治療としてアーユルヴェーダの叡智が使われています。

古典ではこんな風に書かれています。

アーユルヴェーダの目的は
健康人の健康を護り
病人の病気を鎮静することである
チャラカ・サンヒター 総論

ここに、医療従事者ではない一般の人が
アーユルヴェーダを日々の生活に活かすためのヒントがあります。

健康人の健康を護るため=健康維持増進のためのアーユルヴェーダ

病気の治療のため=医療従事者が行うアーユルヴェーダ

アーユルヴェーダにはこの2つの面があるのです。

病気の治療はお医者さんにしかできないことですが、
健康維持増進はひとりひとりができることです。

健康維持増進という言葉を使うと堅苦しい感じがしますが、
体調管理やメンタルケアということ。

アーユルヴェーダは誰でも日々の中で実践できる
体調管理法やメンタルケア法の宝庫なのです。

体調管理とメンタルケアに

アーユルヴェーダの智慧には、
体調管理のために
・毎日続けるとよい日課
・適切な季節の過ごし方
・正しい食事の仕方
などについて様々なことが書かれています。

もちろん、はるか古代の古典に書かれていることが
すべて現代に私たちが実践できるわけではありません。
たとえば、そこに書かれている食べ物は
現代の私たちが食べているものとは違います。
もちろんですが、古代と情報通信技術の発達した現代では
生活環境も違います。

それでも、人の体の働きなどは、
古典に書かれていることが、
現代の科学で実証されたりということも多く、
体の仕組みや心と体の関係など、
私たちが取り入れられることもたくさんあります。

その中でも私がお勧めしたいポイントのひとつが
メンタルケア。

アーユルヴェーダの中のドーシャ理論は
メンタルケアに役立てられると思います。

心と体つながっている。
病気は心が作り出すとまで言われる現代で
メンタルケアはとても大切です。

ドーシャ理論を応用した
自分でできるメンタルケアは
ぜひ取り入れて欲しいと思います。

病気の予防に

日々の体調管理やメンタルケアができていれば、
それは病気の予防につながります。

病気になってしまったら、
お医者さんや薬に頼った治療が必要になります。
自分の意志や裁量だけではどうにもならない状況です。

でもできれば、それは、最後の手段にしたいもの。

自分ではもうどうしようもなくなってしまったら
外部の力を頼らないといけないのは当然ですが、
外部の力を頼らなくてはならない状態になる前に、
まずは自分でできることをやっておくのがお勧めです。

病気になったときに誰でも思うのが、
もっと早く、〇〇していたらよかった。

〇〇には、
もっと食事に気をつけていたら
とか、
運動して体を整えていたら
とか、
いろいろな言葉が入ると思います。

どうしても後悔という言葉がよぎります。

普段から健康に気をつけていても、
絶対に病気にならないかといったら
その保証はありません。

でも、やらないよりやっておくほうがよいと思いませんか?
80%の確率が50%に下がるくらいのものだったとしても、
30%の差があるならやって損はないと思うのです。

どうせなら楽しみながら

自分の身体、自分の人生なのだから、
自身で責任をもつという覚悟も大事なのではと思います。

ちょと大仰ですけど。。。

でも自己管理という言葉を使うと、
固いイメージで、
大変そうだなぁという雰囲気を醸し出してしまいます。

日々の生活の中で実践することなら、
楽しみながら、あまり無理なくできることがいいですよね。

アーユルヴェーダの智慧の中には、
オイルを使ったりスパイスを使ったりと
お勧めの日課を実践するのに準備が必要な場合もありますが、
基本の理論を知るだけで、実践できることもたくさんあります。

特にドーシャの理論をメンタルケアに使うのは、
いろんな発見があってとても楽しいものです。

日々の生活法についても、
ただ単に、これをやるとよい、ということを
取り入れるだけでは、面白みがないものもの、
宇宙や自然とのつながりを感じながら実践してみると
新鮮で、時に神聖な気持ちで取り組めるものです。

アーユルヴェーダの根本には、
人間は宇宙や自然界の一部であるという真理が横たわっています。

宇宙や自然の原理を人の体にも当てはめて、
その原理を通して人の体の働きや心の動きを紐解き、
人が宇宙や自然の法則と調和して生きること、
すべてにおいてバランスを大切にして生きることを説いています。

宇宙と自然と調和する暮らし
宇宙や自然に働く原理を通した人という存在へのまなざし

そんな、ちょっと壮大なことをイメージしながら
日々の暮らしにアーユルヴェーダを取り入れて頂けると
うれしいなと思います。