日常のアーユルヴェーダ

お白湯はIHで沸かしてはだめですか?


ココロとカラダ、人生がご機嫌になる
”日常”を大切にするシンプルな習慣

アーユルヴェーダヒーリングコンサルタント
暁(あかつき)です

 

アーユルヴェーダで万能なレメディというと、
一番はお白湯じゃないかと思います。

食べ過ぎはもちろん、
消化力が弱っていると感じるときや
なんとなく体がだるいと感じるときなど
体調不良を感じるときにおススメです。

先日、風邪をひいて咳が止まらなくなったときも
お白湯を飲むと咳が止まって、すっと楽になりました。

身体の中の詰まりをとってくれて、
代謝をあげてくれる、手軽に誰でも取り入れられる頼れるレメディです。

このお白湯、
正確には火を使って沸かして作ることが推奨されます。お白湯に火のエネルギーを入れるためです。

アーユルヴェーダでは自然界のエネルギーを
次の3つで表現しています。
ヴァータ:風のエネルギー
ピッタ:火のエネルギー
カパ:水のエネルギー

水を火で沸かすことで、
水のエネルギー・カパに火のエネルギー・ピッタが加わり、
沸騰させることで風のエネルギー・ヴァータも加わります。
こうして3つのバランスがうまく混ざり合ったお白湯を飲むと
身体の中のエネルギーバランスが整うのです。

でも、最近だとIHコンロのお宅も多いですよね。
先日もIHコンロや電気ポットで沸かしたお白湯はダメですか?
という質問を受けました。

これはあくまでも私の意見ですが、
IHでも電気ポットでもいいので、やらないよりやったほうがいいです
とお答えしました。

エネルギーバランスのことを考えると
確かにガスコンロで火を使って沸かすことがいいのでしょう。
けれど、温かいお白湯を飲むことで内蔵が温められるなど
科学的に検証されている効果については、
火で沸かしている・いないは関係なく実証されていること。

そうしたよい効果がわかっているのだから、
火で沸かせないから取り入れられないというのは、
とても残念だと思うのです。

基本的になんでもやらないよりやったほうがいいと
私は思います。

100%の状態でできないからやらない
という選択はもったいない。
100%でなくても、
できる範囲でやってみることが大事だと思うのです。

だから、IHでも電気ポットでもいいです。
できる方法でお白湯を作って飲んでみてほしいと思います。

では、今日もご機嫌でいきましょう。
Have a lovely day