日常のアーユルヴェーダ

ディナチャリア:朝することを決めておく

連日早朝起床をお勧めしていますが、眠気に勝てなくて、なかなか実行できないという人も
多いのではと思います。

心と身体の健康にいいからと言われたぐらいではなかなか続かないのが現実。
心にも身体にもよいということを、実際に体感して納得しないと
行動に結びつけるのは難しいのも確かです。

眠気に打ち勝って早起きできるようになるには、工夫が必要です。

 

早朝の時間を「やりたかったけどできなかったこと」をする時間に

これをやりたいけれどいつも時間がなくてなかなか実現できない、といったような
やりたいことリストを持っているのであれば、ぜひ早朝の目覚めた直後の時間帯に
セッティングしましょう。

やりたいことができない・時間がとれない理由には、
*日中は仕事で時間がとれず、帰宅してからでは疲れていてやる気が起きない
*主婦の方など日中の時間帯に時間がとれそうでも、日常のあれこれに追われて
なかなか時間がとれない
*日中は他の人の都合や用事に振り回されて自分のことに時間がとれない
などがあると思いますが、要は、世の中が動いている日中の時間帯は時間がとれない、
夜は疲れていて体力的に無理ということが共通の理由としてあるように思います。

まだ誰も起きていない、世の中がまだ動き出していないので誰にも邪魔されない、
夜寝て疲れがとれているので頭が冴えている早朝に時間をつくるようにすると、
あとは、あなたの意志だけで、やりたいことができるようになります。

もちろん、楽器の練習をしたいなど、その時間帯にできるの?家族や近所の迷惑に
ならないの?というようなこともあるかもしれませんが、工夫次第でできるものも多いはず。
楽器の練習が環境の問題で無理でも、弾きたい曲をヘッドホンで聞いて覚えることも
ひとつの練習になるのではと思います。簡単に諦めず、やりたいことができる工夫を
ぜひしてみてください。

アーユルヴェーダの早朝起床は夜明け前ですが、その時間はすぐには無理だとしても、
いつもより1時間早く起きて、やりたいことをやるための時間を作ってみませんか。

1時間という時間は実はあっという間です。続けられるようになると案外1時間では
物足りなくなるかもしれません。

そうなればしめたもの。もう少し早起きして、少しずつ日の出の時間に近づけられると
よいですね。

やりたいことをやるための神聖な時間をぜひ早朝にとってみましょう。
やれなかったことをやることで、何かが少しずつ変わってくるはずです。

最後までお読み頂きありがとうございます。
with sincere gratitude