雑記

心がざわつくときにはまず声をだしてみて

関西の台風、北海道の地震。

立て続けに起こった災害に、
心にざわつきを抱えていませんか?

実際に被害にあって、
今もまだ大変な思いをしている方々の心労ははかりしれません。
今の時点では、
この状況をなんとか耐えて切り抜けて頂きたいと願うばかりです。

一方で、被害の当事者ではないのに、
ニュースをみて、
心がざわざわと落ち着かなくなった、
漠然とした不安を感じて日常に集中できなくなった
という方、いらっしゃるのではないでしょうか。

私も関西にいて台風を経験したあと、
なんだか気持ちが落ち着かないままです。

今年は特に大きな災害が立て続けに起こっていて、
被災地の方々の辛い気持ちに共感したり、
自分にも起こったらどうしようと不安になったり、
心が乱されることが続いていますね。

先日NHKの高瀬アナウンサーが北海道の地震を受けて
「いつもより少しだけおしゃべりになって」と呼びかけたことが
SNSで話題になりました。

声に出して気持ちを伝えることは心を軽くするひとつの手段です。

家族や友人など身近にいる人と話してみることで、
漠然と抱えた不安や自分の気持ちに気づくことができたり、
自分の頭の中だけで考えていたことが整理できたりします。

誰かに話すということは、
自分の思いや考えを音として自分に聞かせることです。
そうすることで、
心は自分の考えや気持ちを外部からの情報として受け取ることができます。

心は五感を通して入ってきた情報によって影響されます。
ニュースを見ること・聞くこと(=五感)で
災害の恐ろしさや悲しさを心が受け取ってしまったのであれば、
同じように、五感を使って、
自分の考えや気持ちを情報として心に伝えてみてください。

身近に話かける相手がいないという場合は、
自分に話かけてもいいですよ。
自分の思いを自分に聞かせてみてください。
周りに誰もいないのですから、一人でぶつぶつやってみても
変な目で見られたりしませんから(笑)

メンタルケアには体からアプローチ。
声に出すことは体からのアプローチです。

そして、それは、
次の行動へとつながるスモールステップです。
ぜひ試してみてください。

最後までお読み頂きありがとうございました。
with gratitude