これだけ暑い日が続くと、ほんとに溶けてしまいそうです。
アーダーナと呼ばれるこの時期には、
太陽が体力を奪うとアーユルヴェーダの古典に書かれていますが、
確かに、日中太陽の下に出てみるとその表現が正しいことを実感します。
体から水分が奪われすぎて熱中症にならないように、
水分をこまめにとることが大切です。
アーユルヴェーダでも夏にオススメの飲み物がいくつかあって、
前回はコリアンダー水をご紹介しました。
第二弾でご紹介するのは、ブドウジュースです。
アーユルヴェーダとして説明されているブドウの効能としては、
血液によい、心臓によい、滋養強壮剤、精神を落ち着かせるなど
様々なことが挙げられていて、毎日とるとよい有益な果物とされています。
今日ご紹介するのは、この有益な果物であるブドウを絞ったジュース。
ブドウは特に夏にとるとよい果物とされていますので、
もちろんそのまま召し上がって頂いてもよいと思います。
夏にブドウを摂ると、のどの渇きが癒され、体が潤され、
不足したエネルギーがすばやく補給されます。
夏には火の要素ピッタの働きが強くなったり、
体を乾燥させる風の要素ヴァータの働きが強くなったりしますが、
このどちらの場合も、ブドウをとることで過剰な働きが鎮静されるのです。
ジュースとして飲んでいただく場合には、買ってきたブドウをジューサーや
ミキサーでジュースにして摂るのが一番よいのですが、
それが手間だと感じられる方は、スーパーなどで100%のジュースを
購入されてもよいですよ。
その場合、できればオーガニックのものを選ぶとよいですね。
そして、ここにちょっと一工夫。
カルダモンパウダーや絞ったショウガ汁を加えて見てください。
それだけで、さらにアーユルヴェーディックな飲みものに変身です。
カルダモンもショウガも消化力を挙げてくれる働きがありますので
暑さで疲れて消化力が落ちた胃腸を整えてくれるのです。
元になっているレシピはこちら。
https://www.joyfulbelly.com/Ayurveda/recipe/Grape-Juice-Chai-with-Cardamom-Ginger-Turmeric/676
暑い日にアーユルヴェーディックなブドウジュースで癒されてくださいね。
最後までお読み頂きありがとうございました。
with sincere gratitude.