高野山に行ってきました。
当初は運転手として送迎だけの予定が、
予定外の事態で、ゆっくりと参詣することに。
何度も訪れたい場所ですので、
ありがたく参詣させて頂きました。
高野山へは車で行くので、
必ず丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)へお参りしてからあがります。
車がないとなかなか行きつけない場所にあるのです。
かつて徒歩での参拝が普通だったころには、
麓にある慈尊院を起点に高野山大門へと続く、
「町石道(ちょういしみち)」と呼ばれるルートが
高野山参拝の表参道になっていました。
「町石道」はブラタモリでも紹介されていましたね。
慈尊院からこの「町石道」ルートをあがっていくと、
六本杉の分岐に行きつきます。
ここで一旦「町石道」を離れて、丹生都比売神社にお参りをしてから
高野山を目指すのが、平安時代ごろからの慣習だったと言われています。
慈尊院から大門への概要ルート図
丹生都比売神社を含むルート周辺図
弘法大師は丹生都比売大神より高野山を借り受けたとされ、
丹生都比売神社には、その丹生都比売大神が祀られているのです。
丹生都比売神社の御由緒によれば、
丹生都比売大神の御子、高野御子大神は
密教の根本道場の地を求めていた弘法大師の前に、
黒と白の犬を連れた狩人に化身して現れ、高野山へと導きました。
弘法大師は、丹生都比売大神よりご神領である高野山を借受け、
山上大伽藍に大神の御社を建て守護神として祀り、
真言密教の総本山高野山を開きました。
密教の根本道場の地を求めていた弘法大師の前に、
黒と白の犬を連れた狩人に化身して現れ、高野山へと導きました。
弘法大師は、丹生都比売大神よりご神領である高野山を借受け、
山上大伽藍に大神の御社を建て守護神として祀り、
真言密教の総本山高野山を開きました。
とあります。
高野山とゆかりの深い神社なのです。
時間に余裕があって、車で高野山への参詣を計画されている方。
ぜひ丹生都比売神社へお参りくださいね。
最後までお読み頂きありがとうございました。
with sincere gratitude